台湾語と中国語の違いを説明
台湾の共通語は台湾語だと思っていませんか?わたしも中国語を勉強する前はそう思っていました。
台湾では台湾語ではなく中国語が共通語として使われています。
違いをわかりやすく説明していきます。
台湾語は福建語と似ている言語です。以前はこの言語を使っていました。政治の話はここでは詳しく書きませんが、明治時代以降に台湾語が日本語になり、1945年以降中国語になりました。
ここで言う中国語は普通話であり北京語のことです。この3つは大きくとらえると同じ意味です。
中国語
普通話
北京語
台湾語から中国語に移行したのか?
完全に100%北京語になったわけではありません。台湾南部を中心に台湾語はまだ話されています。ここでこんなことが実際におきています。
台湾南部では自宅では台湾語を話して学校では北京語を話している。実際にそんな小学生に会いました。そしてその小学生と普通話で会話をしました。
台北を中心に台湾語を話せない若者が増えている。わたしの台湾人の友達は台湾語を話せる人と話せない人が半々くらいです。
お年寄りの中にはきれいな日本語を話す人がいます。わたしが会ったお年寄りは話すときに嬉しそうに日本語を話す人がなぜか多いです。
日本は日本語、1:1の関係ですが世界を見ればこれは1:1でなくても不思議なことではありません。
台湾では学校、テレビ、ラジオ、ビジネスなどほとんどの公の場で中国語が使われています。しかし日本に比べるとまだまだ多様さが残っています。
台湾に興味がある人はまず台湾の共通語である中国語を勉強することをおすすめします。
参考記事:台湾旅行で感じた台湾語と中国語