台湾の誠品書店でのエピソード
これはわたしがまだ今ほど中国語が上手くないときの話です。数年前の出来事です。
その頃に、ある台湾映画を見ました。台北の風景が描かれた映画でその中に誠品書店が出てきました。そこにはインテリアがすてきな書店の中に座り読みしている台湾人がいました。
最初は行儀が悪いと思っていましたがいろいろ調べていくとそれはそこの文化で誰でも座り読みしてOKな本屋でした。スーツを着た人も座り読みしています。子供やヤンキーが座り読みしているのと違います。椅子ではなく本屋の中の地べたや階段に座って読んでいます。
ここに行きたい!
と強く思いました。これが思わぬカタチで実現するのです。
その頃まだ上手く中国語を話すことができなかったわたしはサイトでも紹介しているLang-8に毎日中国語を書き込んでいました。短い小学生の日記のような内容です。
すると毎回訂正してくれる台湾人がいました。そしてわたしも台湾人の日本語を訂正するようになりました。
かれこれ数週間続いたと思います。Lang-8はある一定期間一生懸命やってその後はやらず次の勉強に取り掛かりました。
それから数カ月が経ちやっと台湾旅行へ行くタイミングがきました。そしてダメ元で台北に旅行へ行くので会いませんか?Lang-8で知り合った人にメッセージをしました。この時点では顔も年齢もどんな人かお互いに知りません。その頃書いていたブログを自己紹介の代わりに送りました。
そして返事が返ってきました。
会うことになったのです。
その待ち合わせ場所が映画にも出てきた誠品書店敦南店でした。
ワクワクしながら待ち合わせしたのを覚えています。
会ったときの出来事はまた別の記事に書こうと思います。
台湾映画を見たからこんな出来事が起きたのか、こんな出来事があったから台湾映画が好きなのか、理由は入り乱れていますが台湾映画が大好きです。
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