FACTFULNESS(ファクトフルネス)の感想
FACTFULNESS(ファクトフルネス)の書評・感想です。
amazonのレビューも星5つが多く高評価ですね。
本屋に行くとこの本が平置きにして売れていました。書店売れ筋ランキングも上位でした。パラパラ読むと興味ある箇所がたくさんあったので早速買って読んでみました。
この本には世界の数字の分析が書いてあって中国語のことは書いてありません。
中国のことも少しは触れてありますが、中国に特化した内容ではありません。データをもとに世界を正しく見る方法が書いてあります。
しかし中国語を勉強している人には背中を押してくれる数字がどんどん出てきます。
ここは中国語勉強のブログなので中国語に関連した内容について書いていきます。
世界の人口は約76億です。今も増え続けています。では100年前の人口をすぐに答えられる人はどのくらいいるでしょうか?100年前は5分の1の約15億人でした。
ではどの地域の人口が増えたのでしょうか?1体10億人の人形が地図上にあります。そうです!アジアで人口が増えているんです。アジアに世界の人口の7分の4が集中しています。その中で人口の多い地域と言えば中国とインドです。中国語を勉強している人は中華圏と捉えるといいかもしれません。
ここがポイントです。アジアやアフリカというと貧しいイメージがありましたが今はもう違います。そしてこれからはさらに変化しています。それを表した図表がありました。中流以上の人が西洋諸国以外になる割合が増加しています。
まとめ
この本の数字の分析を読んでわかること
- 日本でインバウンド(訪日外国人)が増加している理由がわかり、これからも持続する予測が立つ。
- 世界の中流以上の人の中で中華圏の人が多いことがわかる。
- 中国語が話せると世界で活躍できる可能性が大きくなっていることがわかる。
この本「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」はTEDでも有名なスウェーデン医師が書いています。数字を正しく理解することができるおすすめの1冊です。
こんな人に読んで欲しいなと思います。
- 中国や中華圏の印象が1970年代80年代で止まっている人
- 「最近の若い人は~」とよく言う人
- 「男の人はわからないわよ~」「女だからね~」とよく言う人
数字はこんなことをハッキリさせます。この考え方が身につきます。
「自分は数字に弱いから」と思っている人は安心してください。世界の大企業の幹部、政治の中心にいる人が数字を読み違っていることもこの本を読めばわかります。
中国語を勉強している人には読んで欲しい1冊です。
上記の表を見ても中国は大きい丸ですよね。健康と所得を軸にした分布図です。
世界で寿命が伸び、収入も全体的に増えています。
どんどん右上のマスに向けて世界が動いています。
約20年前の2000年と比較したら丸の動きがよくわかります。そして数字を分析すると2040年の予想もつきやすくなります。本には詳しくこのあたりのことが書いてあります。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)のメルカリ読書術
ファクトフルネスの本の価格は税込で約2000円です。
本にしては少し高いなと感じる人もいるでしょう。
しかしこの本にはこの価格の価値があると思います。そして実際に売れています。
節約したい人はこの3つの方法があります。
1800円で読む方法
現在メルカリの販売相場は1800円です。中古ですがメルカリで買うと1800円です。中古と言っても1回読んだだけの新品同様で出品している人も多いです。
600円で読む方法
本屋で2000円で買ってメルカリで1800円で販売。メルカリの手数料と送料を差し引いたら約600円で読むことができます。
400円で読む方法
メルカリで1800円で購入してメルカリで1800円で販売。メルカリの手数料と送料を差し引いたら約400円で読むことができます。
注意:メルカリの価格相場は変化します。チェックした時点の販売価格を参考にしました。
関連記事:メルカリ読書術(中国語勉強版)
メルカリを活用して販売すると本は残りませんが脳に知識が残ります。積読(未読)防止にもなりこれがいいプレッシャーにもなります。結果、知識として残っていることが多いです。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)を読むと中国語の将来性がわかる
ファクトフルネスの本を読むと中国語の将来性がわかります。
これから中国語を話す中華圏の中流以上の人口が増えるからです。
100年後の予想は難しいですが、20年後の予想は現在の状況から立てることができます。
中国語を勉強している人にとって、これから中国語が役に立つと確信が持てる本ですよ。