中国語の発音が難しいというコメントの本心
中国語単語500のメルマガ登録時のコメントの中で断トツで1番多いのが「発音」に関することです。中でも「発音が難しい」というコメントがたびたびあります。
今回はその本心に迫っていきます。
3ステップで考えるとわかりやすいです。
「発音が難しい」とコメントするときに以下のことが省略されています。それぞれの勉強段階で内容は異なるはずです。
- (読むのより)発音が難しい
- 発音(の勉強方法)が難しい
- 発音が(合っているのか確認が)難しい
これを分析していくとこうなります。
(読むのより)発音が難しい
勉強するまえに勉強内容を比較している段階です。多くの人は「読むこと」と比較しています。日本も漢字文化圏なので中国語の漢字を見ればなんとなくわかります。ちなみタイ語やハングルは勉強した人でないと何が書いてあるかわかりませんよね。中国語が読むことより発音が難しいのは日本人にとって普通のことです。
解決法:聞いたまま中国語を発音する
まずは聞いたまま発音するといいですよ。子供が言語を覚えるときと同じ方法です。上記のリンクはピンインと四声がわからなくてもスタートできる本当にゼロからの初心者向けです。
発音(の勉強方法)が難しい
いざ発音の勉強をしてみようと思ってもどうやって勉強したらいいのかわからない場合が多いです。市販のテキストの口の絵のイラストを見て理解できる人はごくわずかだと思います。勉強方法で躓く人も多いんですよね。
解決法:ピンイン全体を俯瞰する
まずはピンインの種類と数を把握しましょう。
発音が(合っているのか確認が)難しい
ピンインや四声をテキストで勉強していざ発音してみると全く通じないという状況に陥る人も多いです。仲のいいネイテイブが身近にいたら目の前で訂正してもらうのが1番です。しかし中国語を話す人が身近にいなかったり、同じ人に何回も聞くのも嫌になったりします。
解決法:スマホで発音チェック
スマホで発音チェックしましょう。AIは発達しています。教科書的な発音だけでなくネイテイブ的な発音もちゃんと聞き取ってくれます。聞き取ってくれないのは日本語的な中国語です。
コツは漢字1文字や単語ではなく、フレーズで言うこと。「天」だけでなく「天気」だけでなく「明日の東京の天気は?」と聞くと音声認識も反応しやすいです。
まとめ
コメントに発音が難しいと書いた人はそれぞれのステップでチェックしてみてください。そして発音を克服していきましょう。