中国語の正しい文法とは
質問がきました。答えていきます。

いつも拝見しています。5月にメルマガ登録の際、7月に台湾へ1か月留学すると書いていました。先ずは帰国し、これからの課題が見えてきました。それは「正しい文法で会話できるようになる」「リスニングを鍛える」ことです。
メッセージありがとうございます。5月がついこないだのように思います。時の流れは早いですね。台湾留学はいい思い出になったと思います。

勉強のしかた、用語のまとめ方、テキスト等あれば知りたいと思っています。
オリジナルテキストはわたしの勉強法が凝縮してあります。

今の現状としては、1週間に1回1時間会話のレッスンをしていてそれを自分なりにまとめています。
1か月台湾で生活をしてみて気づいたことは、やはり発音が正しくないと相手に通じないということです。
つまり、発音さえ正しければ単語だけでも伝わるということです。”世界の果てまでイッテQの出川哲朗のはじめてのおつかい”を見ていただくと分かる通り、発音のミスで相手に伝わらないと大変だということです。ありがたいことに、私は苦労もせず ほぼ正しい発音が習い始めからできていました。ですので、文法が少々違っていても生活の面(買い物・食事等)では困ることは全くと言っていいほどありませんでした。かなり自分でも自信になっています。
逆にあまり自信がなかったのは、授業中 先生が言っていることが1度で分からなかったことがありました。そして、質問されても すぐに正しい文章で答えられませんでした。これからの課題として、参考にできる内容があれば知りたいです。よろしくお願いします。
中国語の正しい文法とはの結論
結論
目標を具体的にして行動しながら身につけていく。
「正しい文法で会話できるようになる」には正しい文法のレベルをまず決めましょう。
中検3級レベルであればどんなテキストでも大丈夫です。ちなみにおすすめしているのはサイトに何回も登場する「快速マスター中国語」です。どのテキストを使うかというよりどのくらい深く1冊のテキストを勉強するかが重要です。
中検2級以上になると目標をどこに置くかで変わってきます。(中検がレベルを示すのにわかりやすいので書いているだけです。このくらいのレベルならという意味です)
目標の具体例
- 台湾で芸能活動
- 上海で芸能活動
この二つでも正しい文法の意味合いが変わってきます。
- 物販中心の仕事
- 文章中心の仕事
これでも変わってきます。
何が正しい文法かは結果から判断すると到達しやすいです。
レベルが高いほど専門性が要求され、専門性が高いところで勝負に勝つと中国語も認められます。そして中国語以上に認められることが増えていきます。
リスニングとは「聞く内容と意味の一致」です。これをやるためにいろんな方法があります。ピンインを勉強したり音楽を聞いたり会話をしたり。方法とリスニングの目標を結びつけましょう。
目標が勉強の質を高めます。そしてどんどん勉強の量を増やしていくと大丈夫です。
リスニングの目標と勉強方法の例
目標例:台湾で歌手として活躍したい
リスニング勉強方法:台湾の歌をYouTubeでどんどん聞きましょう。
目標例:シンガポールで物販の仕事がある
リスニング勉強方法:シンガポールのお客さんが質問しそうな商品知識を中国語で言えるように聞けるようにしましょう。
目標例:上海でビジネス
リスニング勉強方法:ビジネス関連の単語やフレーズを勉強するとともに自分のアピールも中国語でできるようになっておきましょう。
目標がない場合でも中国語を使う環境に飛び込めばやらなければいけないことが自然と決まっていきます。たぶん台湾留学のときに経験したはずです。買物や食事もひとつのいい例です。
ここで気付いたかもしれませんが目標は大きなものから小さなものまであるということ。どれかひとつではなく常に混ざりあっています。なので「大きな目標」だけでモチベーションが保てない人が多いのは当たり前のことなのです。この大小のバランスを保つことが重要です。バランスを保とうと頭で考えるのは難しいですが楽しいと勝手にバランスが保ててきます。おすすめです。
目標を楽しみという単語に変えて考えるといいのかもしれませんね。
中国語の正しい文法とはの結論の言い替え
結論の言い替え
楽しみを具体的にして行動しながら身につけていく。
質×量
これが中国語の勉強にも当てはまります。スポーツにも当てはまります。
- 質を高めるために目標から逆算し
- 大小の目標を決めるために楽しみでバランスを整える
- あとは量をこなすだけ
楽しみのヒントになるようにこのサイトにも楽しい動画や記事をアップしていきます。中国語の勉強応援しています。